価値のある不運と奇跡の瞬間

あなたが感じている「化粧師」と、多くの人が思っている「格闘家」は、もしかしたらまったく違うかもしれない。そんなことを思ってみると、ちょびっと面白いね。
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夢中で跳ねる彼と履きつぶした靴

友人の彼氏が会社で梅干しを売っているとの事。
都心に本社を置き中国に店もあり、和歌山に工場がある。
全国に定期的に、何名かのメンバーでデモストレーションをするらしい。
飲みながら、こんな話を聞いていると、おなかがすいてきた。
梅干し食べたくなった〜!と言うと、あ!あるよ〜!と言いながら出してくれた。
この友人と食べたこの梅干しが、今まででベストに美味しかった。
という事で、早速はちみつ梅をオーダーしてしまった。

喜んで大声を出すあなたと霧
ちかこのマンションのベランダで成長しているミニトマトは、かわいそうな運命かもしれない。
枯れる直前まで水を与えなかったり、たまにコーヒーをプレゼントしたり、味噌汁をあげたり。
酔った私たちに、日本酒を飲まされたこともある。
育ての親である友人は、こんどぜひトマトジュースをあげてみたいらしい。
すでにミニトマトの気持ちは全く無視。

寒い休日の夕暮れは歩いてみる

私は昔、入社して多くの仲間に囲まれて雇われていた。
だけど、年数がたつにつれて、仲間とチームワークを組んで何かをするというのが向いていないと知った。
縛られる時間が長く、何名かで行うので、仕方のない事だが、噂話が頻繁。
うわさを楽しめれば世渡り上手になれるのかもしれない。
だけど、どうでもいいとしか思えないのだ。
その上、作業が遅い人に合わせて進めるという辛抱ができない、早い人についていけない。
周りは努力が見られない!と思うだろうが、家族にはそういう運命だと言われた。

息もつかさず熱弁するあいつと霧
何年か前、二十歳の時に、友達と3人で韓国の釜山に旅に行った。
行ったことのない国外で、宿にしばらくの宿泊だった。
メインストリートをずっと観光して、はしゃいでいたけれど、それから道に迷ってしまった。
日本語は、当然通じないし、英語も全然通じない。
その時、韓国のサラリーマンが完璧な日本語で道を説明してくれた。
しばらく日本にて日本語の知識習得をしたという。
そのおかげで、無事、楽しい海外の旅を続けることができた。
帰る当日、電車で道を案内してくれたその人になぜか再会した。
「来てくれてありがとう」と言ってくれたので、私はここが好きになった。
いつも連休は韓国観光が恒例だ。

陽気に踊る母さんと濡れたTシャツ

物語を読むのは域外の一つだけど全ての本が好きなわけではない。
江國香織の小説に凄く魅力を感じる
もうずいぶん同じ作品を読んでいる状態だ。
ヒロインの梨果は、8年同棲した恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、そのきっかけの華子とルームシェアするようになるというとても奇妙な物語だ。
とにかくラストは衝撃的で、大胆な形だが最後まで読んだうえで振り返ると「確かに、そうなるかもしれないな」というのを匂わせている。
そして、何よりも江國香織はワード選びや登場させるミュージシャンや、物などセンス抜群。
ミリンダ一つにしても、かならず読み手が飲みたくなるよう書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といったミュージシャンが出てくると私もCDをかけてしまう。
ワードチョイスの仕方が優秀なのだろう。
おまけに、悲しい美しさだと思った、というワードがどこから飛び出してくるのだろう。
表現力に魅力を感じ、深夜に何回も同じ江國香織の小説を読んでしまう。
好きな作家さんの作品との夜の時間が夜更かしの原因かもしれない。

気分良く走る父さんと履きつぶした靴
昔から肉類があまり好物ではない食生活はどうしたって魚類が主流になる。
という事より、夏の、土用の丑の日の鰻は、大きな行事だ。
江戸のあたりで鰻を開く場合、背開きという習慣がある。
なんでか説明すれば、古くから武士の文化なので、腹開きといえば切腹につながってしまい、タブーなため。
もう一方で、関西地方で開く分には、腹開きである場合が風習。
何故かと言うと、西の方は商業色の強い所なので腹を割って話そうと言う意味に由来するから。
しかし、自腹を切るという取り方も通じるので、場合によってはタブーの時も。
何故かと言うと、西の方は商業色の強い所なので腹を割って話そうと言う意味に由来するから。
しかし、自腹を切るという取り方も通じるので、場合によってはタブーの時も。
上記のお話は、バスガイドの正社員で働いていた時に、毎回、ツアー客に話していた話です。
東京駅から出発して、静岡の沼津のウナギを食べに行くという内容。

具合悪そうに吠える妹と擦り切れたミサンガ

一眼も、当然好きだけれど、それを抜きにしても別格と言うくらい宝物なのがトイカメラだ。
4000円払えばシンプルなトイカメラがすぐ持てるし、SDがあるならパソコンでもすぐ再現できる。
リアリティーや、瞬間を撮るには、ピント調節ができるカメラが似合うと思う。
けれど、その場の情緒や季節らしさを撮りたいときには、トイカメラには他の何にも歯が立たないと思案する。

雪の降る週末の晩にお酒を
タイムイズマネーとは、凄い言葉で、ぼやーっとしていると、実際にあっと言う間に時間が過ぎていく。
もっともっと素早く仕事も業務日報も終了すれば、その他の事の方に必要な時間を回せるのに。
例えば、ウォーキングしたり、自炊したり、文庫本を読んでみたり。
そう考えて、最近はしゃきしゃき終わらせようと心がけているが、いつまで出来るのか。

悲しそうに走るあの子とアスファルトの匂い

どんなことでもいいので一個の習い事でも習慣でも、長くコツコツ続けているような人に憧れを抱く。
スポーツだったり、ピアノだったり、どんなに目立たない内容でも。
一年に一回、あの仲間と、いつものホテルに滞在する!という習慣なども良いんじゃないかなと思う。
何か一つを辞めないで続ければいつかはプロまで到達することができるかもしれない。
あれは、小さなころにピアノと版画なんかを習っていたが、辞めなきゃよかったな。
そう思うのは、空き部屋ののはしっこにに父に買ってもらったピアノが置いてあるから。
今の自分は全然分からないピアノだが、いつかもう一度学習したいと思っている。

騒がしく熱弁する姉妹と季節はずれの雪
いつかの休日、私は当時付き合っていた彼氏と、横浜のアパートから高速道路を利用し、由比ヶ浜に行ってみた。
理由は、趣味の一眼レフのカメラで夜景を撮るためだったが、なかなかうまく撮れない。
浜辺は久々だったので、撮影に飽きると裸足になって海に入りはじめた。
だんだん飽きて、砂浜で棒崩しをしはじめた。
覚えている限りでは、それまでは、確かに近くにあった黒の一眼。
じゅうぶん楽しんで、帰る途中、ガソリンスタンドで一眼レフがケースごとない事に気付いた。
あきらめて部屋まで帰るも、それからしばらく、最高に残念な思いをしたのを覚えている。
たくさんの思い出が入ったお気に入りの一眼、今はどの場所にあるんだろう?

ラクダ

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