価値のある不運と奇跡の瞬間

ちょっと「カレーライス」について考えてみたいんだ。それほど頭を抱え込む問題ではない気がするんだ、「ラーメン」については。
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ゆったりとダンスする先生と濡れたTシャツ

家の前でハンモックに揺られ、気持ちよい風に身をゆだねていた、休日の夕暮れの事。
空には少し気の早い月が瞬いていた。少年は、我が家のネコが「ニャギャァッ!」と叫ぶ声にビックリして、ハンモックからドテッと落ちてしまった。
よく見てみると、ネコは蛇と睨み合い、背中の毛をおっ立てて吠えながら牽制していた。
蛇はあまり大きいものではなく、毒も持っていないっぽかったので、少年はそばに落ちていた棒で追い返し、ネコを抱きかかえて再びハンモックに寝転がった。
少年は、ネコのおでこをなでてやりながら胸の上で寝かせ、気持ち良さそうに寝入る猫を見て微笑んだ。

無我夢中で自転車をこぐ友達と紅葉の山
ある雨の日のこと、少年はお母さんからお使いを頼まれて、白菜とねぎと豚肉を買いにいく途中であった。
少年はほくそ笑んだ。
今夜はしゃぶしゃぶだ!やったぁ!…と。
だが、問題は次の瞬間に起きたのである。
なんと、ズボンのポッケに入れていたはずのおつかいのための2千円が、どこにも無いのだ!
少年はスーパーのレジに並ぶ前に、大丈夫だよね、とズボンのポッケに手を突っ込んで確かめてみたのだ。
そして、その瞬間、お金が無い事に気づいたのだ。
怒る母親を想像しながら、少年はしょうがなく手ぶらで家に帰ることにした。
今度から、お金はクツかくつ下に入れとこう。
少年は悔し涙を浮かべつつ、固く決意した。

熱中してお喋りする母さんと紅葉の山

本日の晩御飯は一家そろって外食なので、少年はものすごく楽しみにしていた。
何を注文しよう、と夕方にはいろいろと想像していた。
カレーやオムレツ、もしかしてステーキも?なんてメニュー表にはどんな料理があるのかも楽しみだった。
行くのは近くにあるファミレスだ。
お父さんの運転する車は、じきにお店に到着する頃だ。
お母さんは助手席でのんびり景色を見ている。
お姉さんは後部座席で、イヤホンで音楽を聴いている。
少年は車から降りると駆け出して、喜び勇んで店の入り口を誰よりも先に開けた。

勢いでお喋りする彼女と気の抜けたコーラ
恐ろしいと感じるものはたくさんあるけれど、私は海が非常に怖い。
しかも、タヒチやフィジーなんかの水色の海ではない。
それ以上の恐怖は、しまなみ海峡などの濃い海だ。
つい、どこを見ても海、という状態を想像して怖くなってしまう。
それが経験したかったら、オープンウォーターというシネマが持って来いだと思う。
ダイビングで海上に置いてけぼりの夫婦の、会話のみで繰り広げられる。
とにかく私にとって怖い内容だ。
実際にあり得る話なので、感情移入は大変伝わると思う。

息絶え絶えで熱弁する姉妹とあられ雲

服屋さんって私には無理・・・など考えるのは私だけだろうか。
毎日、完璧にコーディネイトしないと店のイメージにつながる。
私なんて、出張で仕事する時はスーツを着るといいし、お化粧もシンプルで良いとされている。
休日も、自分でお気に入りの格好をすればいいし、家で働くときはワンピース一枚で大丈夫。
このことから、おそらく、ファッションにかかわる商売には、関われない。
ショップに入ると店員さんが近寄ってきて服の説明やコーディネイトを語ってくれる。
私はどうしてもそれに怖くなり、その場から逃げてしまうのだ。
こういった部分も、店員さんって大変と思う事の大きな理由の一つだ。

風の無い木曜の午後に昔を懐かしむ
寝る前に、アサヒビールを一人で飲むのが習慣になっているけれど、最近、その後にワインも飲んでいる。
もちろん、次の日に接待のような仕事をしないときに限るけれど。
家族と離れて暮らしていた時に、マンションの近くでちょっといい感じの酒屋を見つけて、父の日も近かったので購入したことがある。
私は少々見栄っ張りなので、「1万円以上のプレゼント用ワインを探しています」なんて言って。
父にプレゼントした、ワインが一万円することを耐え切れずに伝えると、父は気まずそうに「・・・うん、何かが違う」と言ってくれた。
その他の感想は特にはなかった。
そのことから、特にワインの値段にはこだわらなくなった。
あー幸せだと感じるアルコールだったら、値段や質にはこだわらない。

前のめりで叫ぶあなたと僕

知佳子はAさんが大好きみたいだ。
Aさんも知佳子を大切にしている。
彼が出張が決まると、知佳子も絶対行くし、今回は私も一泊だけ一緒に行った。
2人は私の事を同じ名前で呼びかけるし、何か意見を求める時は、まず私に質問してくれる。
なにかしら可愛がってくれているような感じがして凄く居心地がよかった。

勢いで口笛を吹く姉妹とファミレス
梅雨がこないだ明け、今日蝉の鳴き声に気付いて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と感じた。
夏休みが始まる前の休日のお昼前、少年は縁側に座ってアイスクリームを食べていた。
軒下では風鈴がときどき涼しげに鳴っていた。
朝から暑い日で、日差しが少年の座った足を照りつける。
少年は半ズボン姿だった。
顔を伝って汗が流れ、アイスクリームも溶けて垂れてきた。
少年は、近くにある市民プールのプール開きに期待していた。

夢中で吠えるあの子と冷たい雨

最近、業務や家事に追われて、そんなに空き時間が持てない。
隙間の時間があっても、だいたい次やるべき仕事のスケジュールなど、何かの詳細が頭の隅にある。
そんな状態で丸一日など休みができると、めちゃくちゃワクワクしてしまう。
では、この休日をどうやって費やそうかと。
結局いつも、あれしたい、これもしたいなど希望のみが重なり、全部は達成できない。
そして私はゆっくりペースなので、気付けば時は経過。
時は金なり、という言葉は本当に事実だと感じる。

悲しそうにダンスする姉妹と履きつぶした靴
私は昔から、素肌がさほど丈夫でなく、すぐトラブルが起きる。
それに、ボディーソープの肌に残ってしまうタイプが好ましくない。
しかし、寒い季節はかなりしっかり乾燥するので、無添加のスキンローションを使っている。
これらの製品のガッカリな部分は、値段が非常に高いところ。

ラクダ

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